講師ご紹介

オンライン講座・講演の講師や番組制作などにご協力をいただいている方々です。

  • HOME
  • 講師ご紹介

<人文科学アカデミー>講師一覧

栃木孝惟

・《日本古典への招待》『平家物語』
講師:栃木孝惟 とちぎ・よしただ(国文学者・千葉大学名誉教授)

東京大学文学部国文学科卒業。同大学院博士課程単位取得満期退学。千葉大学教授、清泉女子大学教授を歴任し、現職。『将門記』『陸奥話記』などの初期軍記から中世軍記物語を専門とする。著書に『平家物語』上・下(ほるぷ出版)、新日本古典文学大系『保元物語平治物語承久記』(共著、保元物語を担当、岩波書店)、『軍記と武士の世界』(吉川弘文館)、『軍記物語形成史序説―転換期の歴史意識と文学』(岩波書店)、『源頼政と〈平家物語〉 埋もれ木の花咲かず』(吉川弘文館)ほか共編著多数。軍記文学の特質に則り、歴史の中で文学を考え、文学を通して歴史を考えることを目指す。
三田村雅子

・《日本古典への招待》『源氏物語』『枕草子』
講師:三田村雅子 みたむら・まさこ (国文学者・フェリス女学院大学名誉教授)

早稲田大学大学院卒業。上智大学教授、フェリス女学院大学教授を経て現職。『源氏物語』と『枕草子』を主な専門とし、幅広い観点から古典文学を捉える。NHK教育テレビの高校講座「古典への招待」で長年講師を務めた。著書『源氏物語 感覚の論理』『枕草子 表現の論理』(有精堂)、『源氏物語絵巻の謎を読み解く』(三谷邦明との共著・角川選書)、『天皇になれなかった皇子のものがたり』(新潮社・とんぼの本)、『NHK「100分de名著」ブックス 紫式部 源氏物語 』(NHK出版)ほか多数。
多田一臣 ・タダ カズオミ (国文学者・東京大学名誉教授)

・《日本古典への招待》『万葉集』
講師:多田一臣 ただ・かずおみ (国文学者・東京大学名誉教授)

東京大学大学院修了。博士(文学)。千葉大学助教授、東京大学教授、放送大学客員教授、二松学舎大学特別招聘教授等を歴任。日本古代文学、日本古代文化論専攻。著書に、『日本霊異記』(全3冊、ちくま学芸文庫)、『万葉集全解』(全7冊、筑摩書房)、『古代文学の世界像』(岩波書店)、『柿本人麻呂』(人物叢書、吉川弘文館)、『古事記私解ⅠⅡ』(花鳥社)、『万葉樵話』(筑摩書房)などがある。古代の人びとの背後にある世界像の追求と表現史の構築とを目指す。
長島弘明

・《日本古典への招待》『奥の細道』
講師:長島弘明 ながしま・ひろあき(国文学者・東京大学名誉教授)

東京大学大学院修了。実践女子大学・名古屋大学・東京大学・二松学舎大学を経て現職。江戸時代の小説や俳諧を専門とする。著書に、『秋成研究』(東京大学出版会)、『雨月物語の世界』(ちくま学芸文庫)、『上田秋成全集』(共編、中央公論社)、『建部綾足全集』(共編、国書刊行会)、『蕪村全集』(共著、講談社)、『名歌名句大事典』(共編、明治書院)ほか多数。

<人文科学アカデミー>講演 講師一覧

国文学者・国文学研究資料館館長 渡部泰明

・《日本古典への招待》『日本古典を学ぶ意義 共感を育てる』
講師:渡部泰明 わたなべ・やすあき(国文学者・国文学研究資料館館長)

1957年、東京都生まれ。フェリス女学院大学助教授、上智大学助教授、東京大学教授を経て、現在、国文学研究資料館長。東京大学名誉教授。研究テーマは和歌史。著書に、『和歌とは何か』(岩波新書、2009年)、『古典和歌入門』(岩波ジュニア新書、2014年)、『中世和歌史論 様式と方法』(岩波書店、2017年)、『和歌史 なぜ千年を越えて続いたか』(角川選書、2020年)、『日本文学と和歌』(放送大学教育振興会、2021年)などがある。古典文学会賞(1990年)、角川源義賞受賞(2018年)、紫綬褒章受章(2023年秋)。

<番組「DVD&CD」>出演者ほか一覧

三田村雅子

・聴いて楽しむ「源氏語り五十四帖」CD Collection
解説:三田村雅子 みたむら・まさこ (国文学者・フェリス女学院大学名誉教授)

早稲田大学大学院卒業。上智大学教授、フェリス女学院大学教授を経て現職。『源氏物語』と『枕草子』を主な専門とし、幅広い観点から古典文学を捉える。NHK教育テレビの高校講座「古典への招待」で長年講師を務めた。著書『源氏物語 感覚の論理』『枕草子 表現の論理』(有精堂)、『源氏物語絵巻の謎を読み解く』(三谷邦明との共著・角川選書)、『天皇になれなかった皇子のものがたり』(新潮社・とんぼの本)、『NHK「100分de名著」ブックス 紫式部 源氏物語 』(NHK出版)ほか多数。さらに【人文科学アカデミー】 オンライン講座での『源氏物語』全12回も配信中。
幸田弘子

・おくのほそ道 DVD&CD
・聴いて楽しむ「源氏語り五十四帖」CD Collection
朗読:幸田弘子 こうだ・ひろこ (女優・舞台朗読家)

NHK東京放送劇団に入り放送・舞台で活躍。舞台朗読という新しい分野を確立した功績に対し、1981年、1982年、1984年芸術祭優秀賞を受賞。さらに1984年度芸術選奨文部大臣賞、1995年毎日芸術賞、1996年紫綬褒章、2003年旭日小綬章など数々の賞に輝く。著書『朗読の楽しみ』(光文社)。9年の歳月をかけて三田村雅子先生とともに『源氏物語』全五十四帖に挑戦した公演では、紫式部の原文を朗読。その公演中に日経新聞の聞きたい朗読の1位に選ばれた。
堀切 実

・おくのほそ道 DVD&CD <解説書>
全発句現代語訳解説・対談:堀切実 ほりきり・みのる (国文学者・早稲田大学名誉教授)

昭和9年(1934)東京生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。フェリス女学院大学助教授・早稲田大学教授を経て、現職。俳諧、とくに芭蕉とその門人の研究を長年続け、1982年芭蕉俳論の研究で文部大臣賞、2016年第16回「現代俳句大賞」受賞。主な著書、『蕉風俳論の研究』(明治書院)、『おくのほそ道―永遠の文学空間』(NHKライブラリー)、『芭蕉の門人』(岩波新書)、『芭蕉たちの俳句談義』(三省堂)、『芭蕉を受け継ぐ現代俳人たち』(ぺりかん社)など多数。 CD「おくのほそ道」では、「音の細道」をミニ講演。
山折哲雄

・おくのほそ道 DVD&CD <解説書>
対談:山折哲雄 やまおり・てつお (宗教学者・評論家)

昭和6年(1931)サンフランシスコ生まれ。1954年、東北大学インド哲学科卒業。国際日本文化研究センター名誉教授(元所長)、国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。著書『霊と肉』(講談社)、『日本人の宗教感覚』(NHKライブラリー)、『近代日本人の美意識』(岩波書店)、『「ひとり」の哲学』(新潮社)ほか。NHK「奥の細道をゆく」など、テレビ出演も多い。 解説書内では、堀切実先生と天竜寺茶室「祥雲閣」にて「芭蕉、そして『おくのほそ道』」について熱く語る。

・おくのほそ道 DVD&CD <解説書>
画:傅 益瑤 ふ・いーやお (水墨画家)

中国近代画壇の巨匠、傅抱石の第五子として生まれる。1980年に国費留学生として来日して以来、院展の塩出英雄氏や平山郁夫氏に師事。ライフワークとして日本の祭りを描く一方、仏教の題材にも精力的に取り組む。1998年 NHK 趣味入門『水墨画への招待』の講師としても好評を博す。解説書・パッケージの画は、2003年に描き終えた『奥の細道』シリーズからの作品。
中井和子

・現代京ことば訳「京ことばで綴る源氏物語」 CD
現代京ことば訳・監修:中井和子 なかい・かずこ (国文学者・京都府立大学名誉教授)

京都市生まれ。京都大学文学部国文学科卒業。1991年『現代京ことば訳 源氏物語』(全文約2000頁)を大修館書店から発行。訳出に当たっては、京都に生まれ育った年配の人々、特に京ことばの生き字引といわれた中京区に住む西村良栄さんからアドバイスを受け、15年がかりで翻訳を仕上げた。2003年にはスウェーデン・ストックフォルム大学で『源氏物語』の演習と講義を行う。著書『源氏物語―かさねの世界』『源氏物語―折々のこころ』『源氏物語―いろ・にほい・おと』(大修館書店)、『源氏物語と仏教』(東方出版)など多数。
北山たか子

・現代京ことば訳「京ことばで綴る源氏物語」 CD
朗読:北山たか子 きたやま・たかこ (アナウンサー・朗読家)

朗読家。ABC朝日放送劇団出身。声優、ラジオ・テレビのナレーション、DJ、MC、さらにABC時代のアナウンサー・劇団員のOBで結成した「RTS」の会員として朗読の分野で指導・活躍。芦屋市谷崎潤一郎記念館にての「谷崎作品」朗読をはじめ、朝日カルチャーセンター芦屋教室及びNHK神戸文化センターなどにて朗読講師なども務める。また芦屋市朗読奉仕グループ「あし笛」創設メンバーの一人として、40数年間朗読奉仕・指導活動を続け、平成26年秋、緑綬褒章を受章。
犬養孝

・犬養孝『万葉集』「万葉の風土と歌人」 CD
講師:犬養孝 いぬかい・たかし (国文学者)

東京出身。東京大学卒。台北高校教授などをへて、大阪大学名誉教授、甲南女子大学名誉教授。「万葉集」の風土的研究分野を開拓し、ゆかりの土地1200か所を実際に歩いて調査するという大事業を成し遂げて、万葉遺跡の保存運動、「万葉集」の普及につとめ、1962年文化功労者に選ばれる。また万葉歌に旋律をつけて朗唱する歌声は「犬養節」と呼ばれ多くの人々に親しまれる。著作に「万葉のひとびとと風土」(中央公論社)、「明日香風」(社会思想社)など。

<番組「配信」>出演者ほか一覧

深野弘子

・~華麗なる宮廷芸術~ハプスブルク 絵画 コレクション DVD
ナレーション:深野弘子 ふかの・ひろこ (アナウンサー・朗読家)

テレビ朝日「オリジナルコンサート」、FM東京「若き音楽家たちの世界」など、多数のテレビ・ラジオ番組の司会を担当。現在は「語り」を自身のライフワークに、けやき会、六紅樹、深野弘子ひとり語り、図書館での朗読会など、語りを中心に活動。

・Excellent Japan 日本列島再発見 ボニンブルーの楽園 小笠原諸島
ナレーション:atsuko アツコ(angela)
テーマ曲:angela  OP「語りつがれしもの」、ED「あの夏空」
・We love the Earth 地球見聞録
OPテーマ曲:angela 「翼」

ヴォーカルのatsuko、ギター&アレンジのKATSUから成るユニット。 2003年に「明日への brilliant road」(TVアニメ「宇宙のステルヴィア」オープニングテーマ)でメジャーデビューし、以降「蒼穹のファフナー」「K」「シドニアの騎士」など数々の人気アニメ作品の主題歌を担当している。国内のみならず海外イベントへも多数出演しており、世界中のアニソンファンの支持を得ている実力派アーティスト。
鈴木綜馬 (現在:鈴木壮麻) 

・We love the Earth 地球見聞録
ナレーション、EDテーマ曲「宮廷詩人」:鈴木綜馬 (現在:鈴木壮麻) すずき・そうま(ミュージカル俳優・歌手)

1982から1998年劇団四季に所属し「オペラ座の怪人」「美女と野獣」等の大作に出演。退団後「エリザベート」「レ・ミゼラブル」「タイタニック」「COCO」「カーテンズ」「ドラキュラ」「ロック・オブ・エイジズ」リーディング「LOVE LETTERS」など数々の舞台へ出演。「サンセット大通り」「End of the RAINBOW」では第23回読売演劇大賞の優秀男優賞を受賞。また、テレビ朝日ドラマ「相棒13」「白衣のなみだ」等に出演。ナレーションでも活躍するほか自ら作詞、作曲した楽曲によるCD・DVD発売や、単独ライブ「音一会」の開催など幅広い音楽活動も行なっている。ドラマ『半沢直樹』の帝国航空・機長役で話題に。
住友紀人

・We love the Earth 地球見聞録
音楽:住友紀人 すみとも・のりと (作曲家・サックス・EWI奏者出身校:バークリー音楽大学卒)

映画「ホワイトアウト」で作曲家として脚光を浴び、同映画で日本アカデミー優秀音楽賞を受賞。テレビドラマにおいても「やまとなでしこ」、テレビ朝日開局45周年記念ドラマ「弟」、「熟年離婚」、「アンフェア」、NHK朝の連続テレビ小説「つばさ」、「沈まぬ太陽」などの音楽を相次いで担当し、同作品では2度目の日本アカデミー優秀音楽賞と最優秀作品賞を受賞。2009年アレンジ、サウンドプロデュースで参加した、いきものがかり「ハジマリノウタ」は日本レコード大賞最優秀アルバム賞を受賞。その後、歴史的大ヒットを記録した「テルマエ・ロマエ」シリーズや「ドラゴンボール」シリーズ、フジテレビ月9ドラマ「デート」等は記憶に新しい。
作曲活動の傍ら、世界各国を歴訪している。