JPカルチャー・オンラインとは

人文科学に特化した教養講座です。私たちの歩みを、ご一読いただけると幸いです。

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JPカルチャーとは

私どもは、昭和55年東京・築地で映像制作会社として産声を上げ、今年で創業42年を迎えます。この間、デジタル技術の進化により、音楽・映像・文字はアナログからデジタルへ。テレビ放送は高画質・高音質な2K・4Kへ。また人々の生活様式は、インターネットとスマートフォンの爆発的な普及により大きく変容しました。
近年日本人の平均寿命は医療などの進化により人生100年時代が到来。これまでの「20年学び、40年働き、20年休む」とは異なる人生設計が必要となりました。
そして、100年という長い期間を充実して過ごすには、学生から社会人に至るまで、生涯にわたる「リカレント(学び直し)」が重要な時代となりました。
従来、社会人のリカレントの一端を担っていた、地方公共団体の「市民大学講座」や民間の「カルチャーセンター」は、令和2年新型コロナ感染症の急拡大により、度々、休校・休講を余儀なくされ、受講生・主催者ともども、その事態に苦慮しております。
そこで、私どもは自社の文化・教養番組に、名誉教授による講義形式の講座を付加。
「学び直しも、新たな学びも」をキーワードに、人文科学(文化・教養)に特化した「JPカルチャー・オンライン」を本年4月に開講いたしました。
尚、弊社の創業からオンライン講座開設までの歩み「私たちの履歴書」をご用意させて頂きました。

令和4年4月吉日
株式会社ジェー・ピー
取締役会長 中西俊作

私たちの履歴書

昭和 ~アナログからデジタルへの黎明期~

創業時、音楽や映像を楽しむメディアはカセットとビデオテープの時代。これらは、アナログ方式のため、チャプター機能がなく検索が不可能でした。
創業2年後の昭和57年、デジタル技術の進化により音楽CDが登場。また同時期、映像はアナログのまま、音声部分をデジタル化したレーザーディスク(LD)が登場。
従来のレコード盤はCDに、ビデオテープはLDに置き換わりました。

私どもは撮影機材を拡充、同時にビデオ編集スタジオを開設。事業基盤を整備し急増する映像需要に対応しました

平成前期 ~デジタル時代の幕開け~

ハリウッドより世界のメーカーに高密度光ディスクの商品化が要望され、日本でも主要メーカーが開発に参入。その後、企画は東芝主導のスペックに決定。平成8年DVDが発売され、本格的デジタルメディア時代の幕が開きました。

平成元年、来るべきデジタル時代の到来を見据え、松下電器産業(現・パナソニック)光ディスク事業部と共同で機材を選定、CD-MASTERを導入し実証実験を開始。また平成6年、音楽スタジオを開設。平成9年、DVDオーサリングシステムを導入、高密度光ディスクの制作体制を整えました。

平成中期1 ~名作アニメ作品の原盤修復に集中~

映像の圧縮技術が進化しDVDの外観は、CDと同じ直径12cm・厚さ1.2mmまで小型化され急速に普及。市場から旧作アニメの発売が要望されました。しかし原盤はアナログのビデオテープ。マスターには無数の傷がありDVD化には修復が必要でした。

平成12年、日本初ネットワーク分散型パラ(傷)消しシステムを導入。巨匠・手塚治虫氏が残した名作、「鉄腕アトム」・「ジャングル大帝」・「リボンの騎士」を始め、「あしたのジョー」など、多数の名作を5年かけて修復、順次DVD化しました。

平成中期2 ~カルチャー事業元年~

創業から24年、「古典文学作品」の制作・発売に着手。
平成16年、京都放送(KBS)開局50周年記念のラジオ番組「京ことばで綴る源氏物語」(訳:京都府立大学名誉教授・中井和子氏)をCD10枚組に編成し発売。
また同年、俳聖・松尾芭蕉の名作「おくのほそ道」(朗読:幸田弘子氏/解説書:早稲田大学名誉教授・堀切実氏)をDVD・CD各2枚にまとめ発売。

平成11年高精細度ハイビジョン放送規格(HDTV)が決定。高画質・高音質コンテツの制作環境が整いました。

平成17年、映像スタジオにHD編集機、音楽スタジオに5.1chサラウンドシステムを増設。同年、世界遺産と共生する人々をテーマに「We love the Earth地球見聞録」の制作を開始。

平成後期1 ~ハイビジョンによる文化・教養番組を制作~

平成22年、BSジャパン(現・BSテレ東)で、美術紀行番組「欧州 美の浪漫紀行」の放送が決定。人気を博し3年を超える番組となりました。
平成22年、デアゴスティーニより「日本の古寺・仏像DVD  コレクション」の創刊が決定。私どもは法隆寺を始め全国の主要80ヶ寺を収録。3年かけ全70巻を発売。

平成後期2 ~直販部を創設、文化・教養作品の販売事業を開始~

長寿番組や作品を既存のメディア(DVD/BD)で商品化すると、各70枚以上が必要となり、現実的ではありません。そこで、HD画質で最大100時間収納できるハードディスク「iVDR」に着目。
平成27年直販部を創設。「We love the Earth地球見聞録」、「欧州 美の浪漫紀行」、「ベルリン・フィルの軌跡」名演などを各々のiVDRに収納。日立マクセル製の再生プレーヤーを付け販売を開始。
彩の国さいたま芸術劇場が平成13年より9年をかけ実施した貴重な公演の記録、「源氏語り五十四帖」(解説:三田村雅子氏、朗読:幸田弘子氏)を平成30年、CD106枚に収納し販売を開始。

平成後期3 ~4K番組の制作開始・オーディオブックへ作品提供を開始~

平成27年、総務省よりHDの4倍の画素数を持つ、次世代映像規格(4K/8K)の普及までのロードマップが開示。一般への普及は2020東京オリンピックとされた。
また同時期、スマホの普及を背景にオーディオブック市場が立ち上がり、30代~40代の若者を中心に、通勤などの移動中に本を耳で聴く文化が芽生え始めました。

平成28年、弊社は美しい日本を超高画質で見直す企画、Excellent Japan日本列島再発見「ボニンブルーの楽園 小笠原諸島」を立案。7月より3週間かけ父島・母島を撮影。
平成31年、全日空(ANA)はボーイング777の最上位クラスの客席に世界初4Kモニターを設置。弊社の小笠原諸島が選定され、好評を博しました。その後、(株)NTTぷらら「ひかりTVチャンネル」、日本デジタル配信(株)「ケーブル4K」での採用が決定。
データ容量が大きい4K作品は放送よりケーブルや配信が先行する時代となりました。
平成29年、オーディオブック市場の普及に合わせ、弊社の作品「男の時刻表」「おくのほそ道」「源氏語り五十四帖」などを順次オトバンクへ提供。音声配信によるコンテンツビジネスがスタートしました。

令和 ~新型コロナウイルスが拡大。教育現場でオンライン授業が急速に普及~

日本で新型コロナ感染者が初めて確認されたのは令和2年1月。人々の生活様式が大きく変化。特に教育現場では感染拡大を危惧。政府は休業等の緊急時にICT(情報通信技術)を活用。教育現場でのオンライン化が急速に普及しました。

令和3年、私どもは「オンライン講座」開設プロジェクトを発足。特徴は「人文科学に特化」。ネーミングは「人文科学アカデミー」と「映像ミュージアム」。コンセプトは「いつでも・どこでも・誰でも・何度でも・継続しやすい価格で」。キーワードは「学び直しも・新たな学びも」に決定。「人文科学アカデミー」の講義は、平家物語研究の第一人者の一人、栃木考惟氏(千葉大学名誉教授)に依頼。令和3年7月に収録開始、同年12月に全15回終了。
人文アカデミーの「第1回・記念講座」としてお届けすることになりました。